最近は、原因の分からず長期にわたり、また一般的な治療をしても効果が乏しいといった痛みが多くなってきているようです。その中の一つが、ストレスによる痛みです。

東洋医学的には、気の流れが滞ると血液や津液(体内の水分)の流れも悪くなり、よって痛みが発生します。そのような痛みに対して今回は、3種類の漢方薬を紹介します。

1、抑肝散(よくかんさん)

これは、頭に血が上りやすい人ですぐイライラしてしまうタイプの人に起こる痛みに効果的な漢方薬です。他にものぼせ、ほてり、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、手足の震え、口内炎や舌痛、月経前緊張症、こむら返りなどの症状があり、痛みがこれらの症状と連動している人に効果的な漢方薬です。

2、四逆散(しぎゃくさん)

これは、身体の熱をうまく全身に行き渡らせれず、流れが悪くなりしびれ、冷えて痛みを生じるタイプの人に効果的な漢方薬です。痛みの他に、手足の痺れと冷え、身体の熱感、お腹の上の方の張りや痛み、こむら返り、イライラ、憂鬱感、無気力、耳鳴り、頻尿などの症状があります。

3、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう

これは、倦怠感・気力がなくなっている冷え性の患者さんが、社会復帰できない場合や、社会復帰後のストレスのため苦痛を感じ、痛みが出る場合に効果的な漢方薬です。痛みの他に、疲労倦怠感、不眠、冷え性、虚弱で神経質、動悸や息切れ、寝汗、憂鬱感、無気力、脱毛、首の痛み、肩こりなどの症状があります。

 

いかがでしたか?分かりにくかったですか?次回は、もう少し分かりやすい説明をしていきます。

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